文系出身がSEになったらまずはITパスポート
こんにちは。
今回は、ITパスポートの勉強法について書きたいと思います。
私はITパスポートを2年目の春に取得しましたが、取得時期は早いなら早いだけ良い資格だと思います。文系出身の方で、SE就職予定の方は、ぜひ学生時代に取得することをお勧めします。
クリティカルポイントやWBSなど業務でも飛び交う単語の勉強ができますし、知っている単語が多いと、話の内容を理解しやすいです。
英語のリスニングなどもそうだと思いますが、知らない単語があると分かる単語や文脈から推測して誤ってしまったり、そもそも内容がちんぷんかんぷんになってしまったりするので。
もちろん、優しい先輩たちが教えてくれるとは思いますが、苦労を減らし、より早く仕事を理解できるようになると思います。
現在は好きなときに受験ができ、リトライもしやすいので大変お勧めです。
テストの詳細な内容、受験方法、合格率などについては公式ページへどうぞ。
※なんか今すっごい可愛い感じになっているんですね…。
思わず体がのけぞりました。
受験日 :2011年春
取得点 :880点
勉強期間 :2ヶ月
試験の難易度:初心者向け(勉強は絶対必要)
▼使用したテキスト
(1)平成28年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室
平成28年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 (情報処理技術者試験)
- 作者: 栢木厚
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/12/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
(2)平成28年【上半期】 ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集
平成28年【上半期】 ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
- 作者: 五十嵐聡
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
▼勉強方法
①テキストを3周読む(3週間程度)
:使用したテキスト(1)
よく、問題を解いて分からなければテキストを見るという方がいますが私は絶対にテキストをすみずみまで見てから問題に取り掛かっています。それがいい・悪いではなく、単なる好みだと思っています。
②問題集をひたすら解く(4週間程度)
:使用したテキスト(2)
ITパスポートはこれに限ると思います。問題と、選択肢と回答を覚えちゃうまで解き続けます。
私は時間ではなく、一日にやる量を決めて守っていました。もちろんできなくなる日もあるので、そのときは土日に頑張りました。また、どうしても苦手な項目は出てくると思います。私は貧乏食いするタイプで、勉強のはじめに嫌いなところから取り掛かるようにしていました。
③テキストのおさらい(1週間※④と並行)
:使用したテキスト(1)
問題が9割以上解けるようになった段階で、再度テキストを読み、抜け漏れ、理解が足りないところを補っていきました。私的には試験直前の儀式に近いものですね。
④本番を想定した模擬試験(1週間)
試験時間を体験する、程度にまだ手をつけていない過去問題を解きました。
※最新の1回分を残しておきました。
▼試験の感想
入門試験とはいえ、結構勉強しないと高得点は難しいと思います(合格レベルだったら、1ヶ月程度の学習で大丈夫かもしれません)。
きちんと問題集をやりこめば、当日は見たことある問題ばかりなので、安心して取り組めると思います。
▼アドバイス
とにかく誠実に、着実に知識を蓄えていくことだと思います。基本・応用でもそのまま使える知識ですので、しっかり勉強して無駄なんてことはないですよ。
そして、簡単な試験とはいえ、合格率は50%程度。2人に1人は落ちるということを意識して、勉強に望むべきだと思います。
文系出身SEが取得した資格まとめ
こんにちは。
今回は入社後に取得した資格について書きたいと思います。
右も左も分からずに始まったSE生活でしたが、私はアレルギーなどは発症せず、苦労しながらもなんとか知識・技術を身につけられました。
今振り返ると、やはり資格勉強は基礎知識を体系的に習得でき、業務の理解に大変役立ちました。やって本当に良かったと思いますので、取得した資格、勉強方法について紹介させて頂きたいと思います。
よく、資格を取ったところで実務には活かせない、意味がない、といわれますが、それは取得したご本人がどう知識を使っていけるか次第だと思います。
私はチャレンジすることを強くお勧めします!
転職時の面接でも好印象でしたよ^^
尚、これまで勉強はすべて独学、すべて一発合格でやってきました。
私が取得した資格は次の通りです。
経験した現場数が少なかったりもして、範囲は手狭ですが数はまぁまぁです。
ベンダ系の試験は現場によって取得の優先度が変わりますので、先輩社員に何を取るべきか確認しましょう!
※勉強方法は随時リンクをはっていきます。
※★マークは新人さんお勧めの資格です。
~情報処理試験~
★ITパスポート (2年目春)
・基本情報技術者試験 (2年目秋)
・応用情報技術者試験 (6年目春)
・ITサービスマネージャ(6年目秋)
応用情報まではガリガリ覚えていく試験になります。暗記と国語が得意な人は経験値に関わらず、上級試験を挑戦しても結構いけると思います!
ITサービスマネージャは論文があるので、ある程度の経験値は要求されます。
また、学生の方はITパスポートを取得しておくと、それだけで企業側は喜ぶと思いますよ。
私はエクスプローラーが分からないレベルで入社し、教育にはかなり時間(コスト)をかけて頂いてしまいました。
ちょっとしたことが分かるだけで周りの苦労はずいぶん変わります。
~Oracle~
★OracleMasterBronze10g (1年目夏)
・OracleMasterPL/SQL Silver (2年目夏)
・OracleMasterPL/SQL Gold (6年目冬)
・認定JavaプログラマSE 6 (5年目冬)
現場がOracleDB、EBS、Forms、Javaを使っていたため、取得しました。Oracleを使わない現場であれば不要と思います。
Javaの現場も最近は減っているかもしれませんね…。ただ、取得していると、いける現場の選択肢が増えるので良いと思います。
~IT系他~
★ITILファンデーション (2年目冬)
★JSTQB Foundation (5年目夏)
・XMLマスターベーシック (6年目夏)
いずれも基礎的な知識を問う資格です。とはいえ、もちろん勉強はマストです。
~簿記~
★簿記3級(1年目春)
・簿記2級(3年目春)
会計系のシステムに携わる場合は、マストの業務知識です。あとは、管理職やリーダーになると求められるところです。
IT系の勉強より私は楽しんで取り組めましたよ^^
~勉強中!~
・compTIA a+
取得資格が増えたら、随時更新していきます!
文系SEになるまでの就職活動②
こんにちは。
前回は就職活動観について書きました。
今回は、少し具体的な活動内容を簡単に紹介します。
ちなみに、私は腰掛ではなく、しっかり働きたいと思ってました。また、大手はどうせ無理だろうと思って、私でも知っている会社は初めからあきらめていました。
2008年10月
合同説明会参加
※合同説明会は一回のみ。いろんなブースを回りました。
2008年10月~12月
・流行の自己分析本で自己分析
⇒やりたいことがイマイチ定まらないと分かる
考えることをあきらめ、志望をSEに絞る
・リクナビなどで企業を調べる
・履歴書やESの下書きを進める
2009年1月~2月
・気になった会社の説明会に参加(5社程度)
・書類、一次選考がスタート
2009年2月~3月
応募した企業の選考が進む
・応募企業 :5社程度
・一次選考通過:4社程度
・二次選考通過:3社程度
・最終選考通過:2社
2009年4月頭
内定承諾書を提出
2社どちらを選ぶかは、給料、会社の雰囲気で決めました。
ここまでで、会社の規模、やっている内容はほとんど見てません。メーカー系じゃない、大手じゃないくらいですね(笑) パッケージ屋さんか、SIerか、二次受けメインか、請負が多いのかとかそんなことも見ずに決めちゃいました。
そういう選択の基準があるということすら調べていませんでした。
書いてて恥ずかしくなるレベルですね。ははは。
一応、エントリ・説明会予約会社数はもっともっと多いのですが、ほとんどドタキャンしました。ドタキャンというか、ボイコット?何の連絡もせずに行かないことがほとんどでした…。今思うとありえないですが当日は何の罪悪感もなかったです。
さらに恥ずかしいことに、私は4年になっても単位がめっちゃ残っていたので、絶対に3月中に就職活動を終えてみせる!と思っていました。
就職してスミマセン…。
文系SEになるまでの就職活動①
こんにちは。
今回は、私が学生のときの就職活動観について書きたいと思います。
なぜ文系なのにSEにしたの?などなど。
私が就職活動をした時は、合同説明会などのスタートが大学3年生の10月でした。
その年は、リーマンショックが起きたため、周りの友達も、先生たちもかなり焦燥していたように記憶しています。
実際、人材系(パソナ、インテリジェンス、など)とかは新卒採用を辞めてしまっていました。
私はというと…
もちろん焦っていました。就職できるのか、というよりも、周りが動いているから私も何かしなくちゃ!という感じでしたね。
ただ、その時の就職観、といいますか、仕事観といいますか、本当に稚拙でした。
正社員として働くということ、新卒として入社すること、とても甘く見ており、今思うと業界調査や企業分析などほとんどできていませんでした。
今思うとというのは、当時の私としてはそれなりにやっているつもりだったからです
でも、具体的に何をイメージしてどんなことを調べないといけないのか、それを調べることを怠っていました。
なので、浅かったです、見ることやることすべてが。
最大の失敗は、やりたいことを探せなかったことです。
自己分析本をやると、20年の人生で何を大事に思って行動してきたか、みたいなことを考えさせられますよね。
私も「自己分析」をやりましたが、曖昧な価値観しか見つけられなかったんです。
・チームで仕事をすることの楽しさ
・誰かのために頑張れたときの達成感
・自分が主体となって行動したい
・周りの人の笑顔を増やしたい
・周りの人に影響を与えられることがしたい
・協力し合える関係を築きたい
とかとか。そんなキーワードがポロポロ。
コレだけ見ると、ほぼすべての仕事がそうじゃね?って感じですね。
だから、やりたい仕事が分からなかったんです。
だから、何人かの先輩を見て、SEに決めたんです。
あの先輩もSEなんだ、じゃあ私のSEにしよ、って。
浅はかですね(笑)
理由は後付です。
バリバリ働けそう!手に職がつくってかっこいい!チームで働くのって楽しそう!
お給料よさそう!女のいざこざ無さそう!
他の職種を検討しない言い訳もしてましたね。
営業職は自己肯定感陥没しそう。サービス業はとにかくきつそう。
一般職とかお局に確実にいじめられる。
SEに絞った後もひどかったです。
リクナビとかで『SE』って検索するととにかくまぁいっぱいヒットするんですよ。ひとつずつ見ていたらキリがない…めんどくさ…と思ったので、
『なんかよさそう、大丈夫そう、応募しよう』みたいなノリでした(笑)
SEってこんなもんだろう、というイメージを勝手に持って、
あとはインスピレーションで進めていた感じですね、恐ろしい。
私の場合、運よくクリーンな会社に入ることができ、6年間勤めることができました
思ったよりも長くなってしまいましたので、じゃあどうすればよかったんだろう?というのは転職のお話のときに書ければと思います。
ちょっとした自己紹介
こんにちは。
今回は、私の経歴について紹介させて頂きたいと思います。
まったく大したものではないので、すぐに終わってしまいます^^;
2010年
文系私立大学卒業
2011年
・独立系SIer企業に入社(規模:200名程度)
・2ヶ月ちょっとの新入社員研修
※社会人・SEとしての基礎、SQL、Java、などなど
専門卒で今すぐ仕事できます、という同期もいる中だったので、
劣等感にまみれながら一生懸命頑張っていました
・その後6年間、基本的に客先常駐でお仕事
主に、基幹システムのアプリ開発、運用・保守
※Oracle DB、PL/SQL、Forms、Javaなんかを使っていました
Linux、Solarisサーバを扱ったり、ジョブ監視ツールなんかも
2016年
IT系研修企業へインストラクターとして転職
またゼロからスタートを切ることになりました!
補足…
・女です
・大学レベルは中程度(MARCHくらい)
・新卒までストレート
・既婚子供なし
・モーニング娘。大好き
ひとまず、こんなところです。
何回目かのはじめまして
はじめまして。
文系大学を卒業後、200名規模の独立系SIer企業に勤めて7年目に突入しました。
ブログをちょっと書いてみては放置、、、を続けていたのですが、転職を機にこれまでの自分の振り返り&これからSEになる皆さん、若手SEの皆さんに向けた情報共有をしたいと思い、再開することにしました!
ちゃんと続けられるように頑張ります^^;
もしこんなことが聞きたいなどありましたら、コメント頂けると嬉しいです:)♪