ITサービスマネージャ試験の勉強方法
こんにちは。
前回は苦労話で盛り上がってしまいました。
今回こそ私の実践した勉強方法について書きたいと思います。
受験日   :2015年秋
取得点   :午前Ⅰ:免除 午前Ⅱ:80点 午後Ⅰ:84点 午後Ⅱ:A判定
勉強期間  :2ヶ月半
試験の難易度:上級者向け
私のスペック:運用業務経験あり、ITIL資格保有、リーダ経験はほぼ無し
▼使用したテキスト
 (1)ITサービスマネージャ合格テキスト2016年度
 
ITサービスマネージャ 合格テキスト 2016年度 (情報処理技術者試験対策)
- 作者: TAC情報処理講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2016/03/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(2)2016ITサービスマネージャ「専門知識+午後問題」の重点対策
 
2016 ITサービスマネージャ「専門知識+午後問題」の重点対策 (重点対策シリーズ)
- 作者: 平田賀一
- 出版社/メーカー: 株式会社アイテック
- 発売日: 2016/05/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(3)ITサービスマネージャ試験午前試験問題集(合格精選500題)
 
ITサービスマネージャ試験 午前 試験問題集 (合格精選500題)
- 作者: 東京電機大学編
- 出版社/メーカー: 東京電機大学出版局
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(4)2016徹底解説ITサービスマネージャ本試験問題
 
2016 徹底解説 ITサービスマネージャ 本試験問題 (本試験問題シリーズ)
- 作者: アイテックIT人材教育研究部
- 出版社/メーカー: 株式会社アイテック
- 発売日: 2016/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(5)ITサービスマネージャ合格論文事例集(論文事例集シリーズ)
 
ITサービスマネージャ 合格論文事例集 第4版 (論文事例集シリーズ)
- 作者: アイテック教育研究開発部
- 出版社/メーカー: アイテック
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 ▼勉強方法
 <午前Ⅱ>
 ①テキストを2周読む(2週間※最後の1周は問題集と並行)
  :使用したテキスト(1)
  よく、問題を解いて分からなければテキストを見るという方がいますが、私は絶対にテキストをすみずみまで見てから問題に取り掛かっています。私は絶対にテキストをすみずみまで見てから問題に取り掛かっています。それがいい・悪いではなく、単なる好みだと思っています。
 ②問題をひたすら解く(試験日までずっと)
  :使用したテキスト(3)
  テキスト3周目と並行して問題を解きました。この時点で解けないものが7~8割くらい。PM系の問題ははじめから結構取れていました。計算が難しいもの、解答を読んでも分からないものは飛ばしました。最終的には、どうしても分からないもの以外はすべて答えられるようにしました。
 <午後Ⅰ>
 ①問題をひたすら解く(2週間)
  :使用したテキスト(2)
  選択問題とはいえ、3問中2問なので、どの分野も網羅的に勉強しました。複数問解くうちに、書いて欲しい答えってこういうのなんだろうなぁというのが見えてくると思います。解答だけを眺めるのも、傾向が見えてくるのでいいかもしれません。
 <午後Ⅱ>
 ①論文の書き方について学ぶ(3日くらい)
  :使用したテキスト(5)※以降午後Ⅱ対策はすべてこちら
  論文ってどういうものか、どういう構成で書くべきか、何は書いちゃいけないのか、などなどのお作法についてしっかり学びました。いきなり書ける方もいるかもしれませんが、私には難しかったです^^;
 ②論文を読んでみる(1.5週間くらい)
  参考論文がたくさん記載されており、講評もついていましたので、このレベルを書けばいいんだというのが分かります。私はなんじゃこりゃあ状態でしたが…。
 ③論文を書いてみる(3日くらい)
  とにかく1つ何か書いてみよう!と思いペンをとりましたが、見事撃沈しました。なんてワードから初めていいか分からない、ネタがない、どうにも書けない。どの題材でも書くべき、自分が携わっている業務についても書ききれませんでした…。
 ④写経する(1.5週間くらい)
  修行僧になったつもりで、とくかく参考レポートを写しまくりました。ただし、ただ写すのではなく、構成とネタを頭に叩き込む感じです。さすがにすべての参考レポートを写経する気力も時間もなかったため、コツ?をつかんできたら、アウトラインとキーワードだけを自分で書くようにしました。
  こうすることで、論文の展開方法、ネタ集め、あとは自分のこの経験はネタにできそう!という発見もできました。
 写経を閃いたのが試験2週間前だったので、まったく分からない分野は手をつけませんでした。私の場合は、ディザスタリカバリやリソース管理あたりは無視しました。
 アプリの観点で近いところですと、ユーザ業務改善あたりだったので、ここがくれば!と願うばかりでした。
 ⑤カテゴリを絞って論文を用意する(2週間くらい※④と並行)
  自分の経験も織り交ぜて記述できそうな題材を選び、論文をいくつか書き上げました。手書きする時間がなかったので、テキストとかワードとかを使いました。
  ※自分が作った論文は別記事で公開できればと思います。
  参考論文から集めたネタと、自分の経験、見てきたもの、ネットなどで得た知識を使って”主語を自分にして”書きました。←ここがめっちゃ大事だと思います。
 ⑥本番の時間で論文を書き上げる(前日)
  試験前日に本番の時間を想定して論文をひとつ書きました。めっちゃ手が疲れ、時間内に書ききることができませんでした…。火事場の馬鹿力を信じて、本番に臨むことにしました!
 <まとめ>
 ①過去問題を解く(1週間程度※他勉強と並行)
  :使用したテキスト(4)
  直前の力試しとして、過去問題を解きました。
  結構問題をこなしてきたつもりでしたが、初見の問題もまだまだあったので、直前の確認がしっかりできたと思います。
▼試験の感想
 試験会場は30代以上の男性ばかりで、女子トイレが空いていて良かったです。あと、私のいた教室では半分くらいの人が午前Ⅰ免除だったように見受けられました。
 終わった瞬間は、疲れすぎて吐き気がすごかったです。もしかしておめでたかも?と思うくらい気持ち悪かったです。
 
 論文のできについては今回はオワタ!と思っていました。
 でも、それでも悔いがないくらいちゃんと勉強したし、難しい試験だとも思っていました。結果的に受かっていて良かったです。
▼アドバイス
 受験する試験区分が自分の経験に合致しているか、きちんと見定めるのが良いです…^^;